「夢は生涯のパートナー」

真美健康体操協会
会長 山崎 比呂真

 初夏の訪れとともに「80才と7ヶ月で三浦雄一郎さんがエベレスト登頂成功」との感動のニュースが飛び込んで来ました。なんと言う快挙でしょう 。世界のてっぺんと言われる8848mの登頂に日本の後期高齢者が立ったのです。
 TV画面に映し出される美しい山々の景色とは裏腹に薄い空気と、脱水症状、疲労、高山病等々、我々凡人には計り知れない肉体的負担と心の葛藤を見事に乗り越えられ、三浦雄一郎さんは夢をかなえ見事に加齢に完勝されたのです。この事実は高齢者のみならず世界の多くの人々に夢と希望と強く生きる力を与えてくれました。TVで登頂の瞬間を見るたびに感動で胸が熱くなります。

 私は最近、もう一人の夢と希望と熱い思いに突き動かされ行動を起こされた御高齢者に出会いました。皆さんにはもう届いているかと思いますが演歌体操「匠の街」のCDを自費制作された高原成國さん80才です。不況の影響をもろに受け元気のない東大阪市の「仕事仲間の匠達を元気にしたい」との一途な思いで、私に健康体操として振り付けを頼まれました。
 演歌と聞いて最初は躊躇しましたがお断りするつもりでご本人にお会いしてみました所、とても年齢を感じさせない東大阪市を語られるその熱い思いに感銘を受け、引き受けさせて頂いて皆さん方にもお届けしています。
 私達は勇気を持って自分の夢に立ち向かわれている方々に刺激され豊かに生きる事が出来る事を思うと、私も66齢を目前にして我が身の置かれている立場を振り返り、忙し過ぎるとか、疲れるとか、重すぎるとか言ってはいられないと反省、まだまだ夢を追い続けます。