フレッシュなかま 九州地区本部

ちいさいことからコツコツと

愛媛県の南方、宇和島市のカルチャースクールでジュニア教室をしています。

今年も春のイベントに向けて新曲のレッスンを始めた頃「コロナ感染予防の為の休講措置」。突然の決定通知を受けメンバーにはグループラインで慌ただしく連絡、10年以上も在籍し今年で卒業や進学で教室を去るメンバーをみんなで送りだすことも出来ないまま長い休みに入りました。自粛生活では会って感謝を伝える事も出来ず、毎年参加してくれるOGとは夏のイベントで一緒に踊ることを約束していたのですが・・・


ようやく教室は6月に再開されましたが、宇和島最大のダンスイベント「ガイヤカーニバル」や松山の「サンバカーニバル」などが次々に中止に。そして毎年12月に開催を続けている教室の『発表会』も自粛せざるを得なくなりました。


レッスンを積み重ねダンスの技術だけでなく、ダンスを愛する気持ちや仲間意識も大きく育ってきたこれまでの経験を踏まえると、このままでいいのかと・・・


そこで始めたのがメンバーや保護者に向けた「動画配信」です。レッスンスタジオではあるけれど〈レッスン風景〉から立ち位置や簡単な衣装をつけて本番さながらの〈演目〉を配信!

「はい、スタート」ちょっぴり緊張しながら大はりきりで踊るキッズメンバー、シャイに照れるジュニアメンバー。コロナ禍で見学をご遠慮いただいている保護者の方にも大好評です。


次のイベントや来年の発表会までに何曲完成して配信出来るか楽しみです。2年分の成果を発揮して最高の笑顔が舞台で輝く事を願っています。困難に負けず!まだまだ新しい事にもチャレンジしていきます。


「コツコツ少しずつ…」

九州地区本部 愛媛支部
インストラクター 中須眞由美

仲間と共に 1・2・3!

秋もまたたく間に過ぎました。本当であれば私たちインストラクターにとって一年で一番行事の多い季節のはずが、今年はすべてが自粛・・・。寂しい限りです。


でもそんな中、毎週のレッスンを楽しみにレッスン場に足を運んで下さる会 員さんには本当に感謝です。

私は山口県岩国で3月から5月まで3ヶ月の間、緊急事態宣言による会場の使用禁止などもあり教室は閉鎖6月になり教室は再開、はたして今まで通り会 員さんが来てくれるだろうか? とても不安でした。


今では当たり前のように検温・消毒・換気・ソーシャルディスタンス・口にはマウスシールドでレッスン…いつかまたコロナ前のような日々が来ることを祈りつつ、支えて下さる会 員さんとレッスンに励んでいます。

九州地区本部 広島支部
支部長 吉田 和代

仲間と助け合って・・・

美人でおしゃれな生徒さんに、数年前から認知症の症状が出始めていました。


新型コロナの影響で教室が休みになった4ヶ月の間に症状が進み、理解することが出来なかったり、みんなの名前が出てこなくなったようですが、みんなと一緒に出来ないなりにも身体を動かしたり、おしゃべりをするのが楽しいようで、毎週休まず教室に来られています。

ご主人さまからも御迷惑でなければ体操教室に行かせたいと言われています。私もいろいろ勉強しながらの手探り状態ですが、仲間のみなさんに助けていただきながら一緒に体を動かし楽しんでいます。


あの自粛生活の日々を思い出すと、検温・マスク・消毒は当たり前、ソーシャルディスタンスを保ちながら仲間と動ける幸せに日々感謝しています。

九州地区本部 北九州支部
支部長 池田 真澄

懐かしいツーショット

新型コロナウィルスの感染拡大を受け生活は一変した。緊急事態宣言が出て家にこもらざるを得なかった時間。いろんな予定がキャンセルになって暇を持て余す時間。どことなく色を無くした日常は活気を取り戻す気配がない。


「沈んでいても仕方がない」空いた時間を有意義に過ごそうと重い腰を上げた。


◎まずキッチン回りの頑固な汚れと格闘。


◎マスク作り(いろんなマスクに挑戦)


◎衣服の断捨離(思い切りスッキリ)


◎写真の整理(懐かしい思い出がいっぱい)


気晴らしは食料の買い出し。みんな一定の距離を保ち消毒し、マスク着用は当たり前、こんな光景を見るとは一年前には想像も出来ないことだった。そして緊急事態宣言が解除された後、真っ先に飛んでいったのは体操の会場だった。この日をどれほど待ち望んでいたことか。久しぶりのレッスンは消毒、検温、マスク着用と今までにはなかった対策をしてのスタート。レッスンが終わり会場を出た時に「生き返った!」と本気で感じた。


コロナ禍に加えて長雨、台風、豪雨で何もかも取りやめになり『祭の無い年』となった。

これから急に寒くなると言う長期予報もあり、新型コロナとインフルエンザが同時に流行したら大変なことになる。感染が無事におさまることを祈るばかり。

写真は10年前の会長とのツーショット、懐かしい思い出です。

九州地区本部 広島支部
支部長 吉田 和代

私の宝物

【宝物1】
昨年真美体操十年で頂いた感謝状と教室の仲間。団地の集会所で開かれている体操教室に「定年退職したら行くぞ」ときめていた。あれから十年。週一回のレッスンが笑顔と元気をもらう場になっており、先生の言葉にいつも励まされている。


【宝物2】
地域のボランティア活動でかけてもらう「ありがとう」の言葉、民政委員、児童委員の活動をしていると、赤ちゃんからお年寄りまでと幅広い世代の方達と出会う。現職の頃と違った楽しさ、嬉しさを感じている。自分が優しくなれるのは、周りの人達の温かさからくるものであろう。


【宝物3】
修学旅行からの手紙。私は被爆地長崎で生活している者の一人として修学旅行生の被爆遺構めぐりの案内をしている。全国からやってくる子供達に平和への想いを少しでも伝えたいと言う気持ちから始めた活動である。手紙には「自分に出来る事を何か考えます」とほとんどの子供が書いてくる。平和への想いは人それぞれだが、戦争はないでほしいと言う願いはみんな同じである。


今コロナ禍にあり、まさかこんな恐ろしい病気が世界中を恐慌に陥れるとは誰もが予想しえなかったことである。だからこそ当たり前の日常のありがたさをかみしめながら、毎日を過ごしたいと思うのは私だけだろうか。真美体操もやっとレッスンが始まり、教室の仲間と笑顔で話が出来る日常にもどりつつある喜びを感じている。

九州地区本部 長崎支部
佐久間教室 冨増由美子

夢をふたたび

♪心の中で明日が明るく光る かげりを知らぬ若い心の中で この世のたった一度めぐりあえるあしたーそれを信じてー♪


私の踊りたい原点はこのテレビ番組「ステージ101」にあると思います。


楽しく身体を動かすことに感動し、あんなに楽しい仲間と気持ちを合わせ、音楽と共に伸び伸びと踊れる人になりたいとダンサーを夢見たことがありました。そして今は50年の月日を経て、真美の方々と楽しく音楽に合わせ体を動かし、斜めに手を上げる動作など、私の心の中では「ステージ101」の映像が浮かんでいるのです。笑顔でみんなも力いっぱいガンバレ!て言う感じです。


新型コロナの自粛でしばらく教室が休みの時はとても残念でした。今は地蔵先生や仲間と一緒に元気に体を動かせる喜びに感謝しながら、「来週もまた会えますように」と祈っています。


そしてある日、仲間の一人が車で30分かかる道のりを経てやっと教室に着いたとたん「アラッ!靴、敷物、タオル一式忘れた。あ~残念。また来週会いましょうね」と、今来た道を帰られた事がありました。
こんな楽しい仲間と一緒にいつまでも体操が出来る事を願うばかりです。

九州地区本部 鹿児島支部
地蔵教室 久保薗節子

ご褒美は日々の繰り返し

今年11月で真美体操入会5年目を迎え、私は85歳を迎えます。真美体操のお陰で元気な毎日を送っています。今年春先から新型コロナの流行が、我々の気持ちを動揺させています。この事態に対して、全国民に特別給付金が配布されました。何に使おうかと悩んだ末、体操教室も休み続きの自粛でモヤモヤ・・・わたしはささやかな贅沢品?『ウクレレ』を選び、注文しました。弾けるはずが無い。不用品になるかもと頭の隅で感じながら・・・。


朝日新聞の声欄に小さな決意を投函しましたら、思いがけなく全国版の8月28日付で掲載され、そこで又思いがけなく千葉在住の女性からお手紙を頂き、退職後ウクレレ教室に通って楽しんでいるとのことで、嬉しい波紋は広がるものです。

小さな楽器。初めて手にして愛おしく感じました。さてどうしたら音楽として楽しめるのか?YouTu beが私の師匠でした。初心者の動画がupされていて、音楽センスがある方なら数時間でマスター出来ます。それで出来る!と勘違い。覚えるより忘れる方が早い老いの頭。コードを弾きながら歌えば「弾き語り」メロディを辿れば「ソロ」と最近知った奏法でした。


歌も下手で古い歌しか知らない私に弾き語りは無理。やっぱりソロでしょ。そのソロの難しさ。手首も指先も痛みを乗り越え楽しめているのは、体操教室で宮田先生の元気な声に励まされ、仲間と体を動かし続けたご褒美だと思います。高齢になって体の不調、気分の上下、全てを忘れさせてくれます。出来た出来ないを繰り返しながら、毎日練習しています。

九州地区本部 熊本支部
宮田教室 岩田 雅代

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