長い自粛生活で得たもの

2019年11月、東京で開催された「創立40周年記念祝賀会」の感動が私達のモチベーションを高め、沖縄の創立10周年に向けて「さぁ張るぞ~」と意気混んで迎えた年の春、世界中を震撼させるコロナの出現で私達の生活が一変しました。自粛生活を余儀なくされ、外出もままならず活気が消えた日常に不安の日々が続きました。


やっとステイホームが解禁となり消毒、マスク着用、3密に気を付けながらの教室再開は動ける喜びに感謝しました。 しかし、今年5度目の緊急事態宣言が発令され様々なイベントは中止となり、教室も又閉鎖となりました。沖縄は人口10万人に対しての感染者が全国ワースト1位で、報道されるコロナ感染者の増減で一喜一憂する毎日。本部研修会も2月と3月の2回だけ、支部研修会も出来ない状態になりました。仲間とおしゃべりする事も一緒に身体を動かす事も出来ず、オリンピックの感動も分かち会う事も出来ず、心が折れる時もありましたが、自粛生活の中でも仲間とのラインのやり取りで繋がりが一層深まりました。


家にいる時間が増えマスクをたくさん作りプレゼントした人、親の介護の手助けが出来た人、家族との会話が増えた人、近況を知らせたり、元気をもらえる言葉や、癒しの動画等など…辛いことばかりではなかったような気がします。改めて仲間の大切さを感じています。


人の幸せと健康は「いい人間関係にある」といわれています。一日も早いコロナの終息を願い、仲たちとの『集い』を楽しみにしています。

沖縄地区本部 代表 松長 美佐江

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