天職は真美との出会い 大笑い私の真美40周年
私は現在精神科病院の指導を38年間継続しています。患者さん達は不安定で泣く、怒る、大声を出す事が多く 新米の頃の私は自信を失くすばかりでした。
10年程すると患者にも慣れ2つ目の病院に挑戦しました。
女性閉鎖病棟ではダンス曲が好まれ特に「USA」は患者、看護スタッフ、ドクターも「カーモンベイビー」とノリノリで踊りました。この鉄格子のある病棟で「USA」を踊るのは日本中でもこの病院だけでしょうか。私は心の中で「会長有難うございます」と叫びました。
次は男性閉鎖病棟です。突然大声で「音がうるさい」とか患者同士の喧嘩でレッスンを中断することも度々ありました。 しかし「USA」は男性にも大人気でした。
他にはセラバンドの筋トレには大いに助けられました。こんな時「会長は神だ」 と感謝しました(笑)
最後は認知症病棟ですが全員椅子に座っています。
見知らぬ私が挨拶しても全く反応がありません。しかし私も負けません。例えば「今日は何の日ですか」と質問して「俺の誕生日」とか「〇〇の日」と 返って来たら「匠の街」をかけて体操に持ち込みます(笑)
次は「ふるさと」の手話ソングです。
歌うと、横隔膜が開くし、手話は指先を使うので脳が活性化します。看護スタッフからも「真美は歌、体操と幅が広い」と高評価を頂いています。
最初は難しかった精神科ですが今では私自身の天職だと思っています。会長やSSGの先生方から日々のご指導有難うございます。精神科の要請ある限り私はレッスン頑張ります。
福岡地区本部 インストラクター 古川可津美