初めての世界体操祭
ここは、オランダ・アムステルダムの世界体操祭。
「アイヤ、イヤサーサー」満員の観衆が見守るステージに、山崎会長の声が響きわたり、真美体操チームの『グスージサビラ』が始まる。インストラクターの皆さんと共に、私と妻も大旗を振って踊っていました。
振り返れば4年前、体操教室で、オーストリアでの世界体操祭の話に続いて、「次回はオランダです。旅行費用を積み立てて、いっしょに行きましょう」の呼びかけに、妻は「行きたい。」とその場で声をあげ、あくる日から、積立預金を始めました。
そして、オランダ行きの目処が立った頃、「体操祭を見るだけでなく、出場しませんか?」と先生に誘われ、挑戦することに!それからはずーっと練習の日々。フライト当日も東京で合同練習、オランダ到着後も時間を見つけては練習、練習…。まるでダンス部の強化合宿みたいです。
大会3日目、「日本の夕べ」舞台の幕があき、私たちの演技披露。頭は真っ白、足はガクガクだが、体が自然に動き、笑顔で終了。真美体操と出会って十年余り、こんな大舞台でドラマのような世界を経験できるなんて…。ものすごい歓声と拍手をあびながら感激の退場。
連日、会場では、オリンピックのような演技が、すぐ目の前で、次から次へとくり広げられ驚かされた。魅せるショーという感じですばらしかった。
最後に、私たち二人を温かく励ましてくれた西田教室気楽嬉楽クラブの仲間に、世界の舞台にあげてくださった会長、インストラクターの皆さんに感謝します。
関西地区 奈良支部
西田教室 戸田 忠志
明美